<うなぎ料亭 山重>
琵琶湖・瀬田川のほとりにはじまる「山形屋重右衛門」
「うなぎ料亭 山重」の起原は、
およそ400年前に琵琶湖・瀬田川のほとり、
瀬田唐橋のかかるこの地で創業した
鰻の引売り屋台「山形屋右重衛門」とされております。
時代とともに姿を変えながら、瀬田鰻の味わいを伝え続けてきました。
旅人が行き交う交通の要所「瀬田唐橋」
昔、瀬田川にかかる唯一の橋であった瀬田唐橋は、
東海道から京都へ上る交通の要衝でありました。
琵琶湖を渡るより、天候に左右されず京に向かえるため、
「急がば回れ」の諺の発祥であるとも言われています。
多くの旅人が行き交うこの地で、
栄養豊富な鰻は彼らの疲れを癒してきたことでしょう。
「建部大社」とともに歩む
瀬田には、675年に近江の守護神として
この地に遷座した格式高い神社「建部大社」があります。
「山形屋右重衛門」は、
その創業の頃よりこの神社と共に歴史を歩んでまいりました。

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